自分の備忘録を兼ねてブログを作りました。
今回はWordPressで下書き(リビジョン数)の保存上限を設定する方法を紹介します。
下書き(リビジョン数)の保存上限を設定する理由
WordPressはデフォルトで無制限のリビジョンを保存できるように設定されていますが、制限をしないまま放置するといくつかの問題が発生する可能性があります。
ChatGPTに問題点を聞いたところ、問題点として以下の3点が挙げられるようです。
個人ブログではあまり気にする必要はないかもしれませんが、設定していてもいいでしょう。
データベースサイズの増大
リビジョンはテキストやメディアの変更ごとに保存されるため、投稿が増えるにつれてデータベースサイズも大きくなっていきます。
大きくなっていくということは、バックアップや復元の際に時間とリソースを消費することにつながります。
パフォーマンスの低下
また、データベースが巨大化すると、サイトの読み込んだ際にクエリの処理速度が低下し、サイトが表示される速度が遅くなる可能性があります。
サイトの表示速度は利用者にとっていいことではないので、SEOにも悪影響を及ぼす可能性があります。
セキュリティリスク
不要なリビジョンは、セキュリティ上の脆弱性を悪用されるリスクを高める可能性があるようです。
古いリビジョンには修正されていない脆弱性が存在する可能性があるため、セキュリティを保護する観点からもリビジョンの適切な管理が必要とのことです。
WordPressで下書き(リビジョン数)の保存上限を設定するには?
WrodPressで下書き(リビジョン数)の保存条件を設定する方法は2つあります。
- プラグインで設定する(WP Revisions Control等)
- wp-config.phpファイルの編集
今回はwp-config.phpファイルの編集して設定する手順を紹介します。
※今回の手順は設定ファイルを触るので、必ずバックアップをとってから作業をしましょう。
不安な方はプラグインで設定するのをおすすめします。
wp-config.phpファイルの編集して設定
WordPressのリビジョン数の上限を設定するには、以下の手順で行います。
wp-config.phpファイルの編集
WordPressのルートディレクトリにあるwp-config.phpファイルを編集します。
wp-config.phpファイルを開いたら、ファイル内で以下のコードを追加します。
// リビジョン回数上限2回
define('WP_POST_REVISIONS', 2);
上記ではリビジョンの上限回数を2回にしていますが、お好みで数字は変更してください。
以下のコードより上に記載するようにしましょう。
/* That's all, stop editing! Happy publishing. */
以下のコードではリビジョンを作成しないということも可能です。
// リビジョンを作成しない
define('WP_POST_REVISIONS', false);
変更の保存
編集が終わったら、wp-config.phpファイルを保存します。
設定が完了したら、適当に下書き保存を数回行い、リビジョンが設定した数値よりも保存されないことを確認しましょう。
まとめ
今回はWordPressで下書き(リビジョン数)の保存上限を設定する方法を紹介しました。
今後も自分の備忘録も兼ねてさまざまな手順を紹介していきます。
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